magnetに入って初めてオープンマイクを知ったという方は少なくないようです。
プロではない一般の人にとって、ライブハウスのステージで歌うという機会が得られる貴重な体験だと思いますので、ご興味のある方向けに解説してみようと思います。あくまで、僕の知る範囲での解説になることご容赦ください。

記事を書きだしたらかなりの長編になってしまったので、前後編の2つに分けて、前編での皆さんのコメントを見て、後編の内容に反映しようと思います。

1.オープンマイクとは

ライブハウスなどが、一般のお客さん相手に、歌や演奏、語りなどで、ステージを使わせてくれるサービスです。

ライブハウスが自ら主催する形態と、別に主催者(ホスト)がいてライブハウスは場所を貸すだけという形態がありますが、参加者にとっては大きな違いはありません。(予約を、ライブハウス宛にするか、別の主催者(ホスト)宛にするか程度の違い)

2.料金

1000円~3000円程度が多いです。
表示の金額とは別に、ドリンクオーダーが必要なケースもあります。(ドリンク込みの値段表示の場合もあります)

3.内容

(1)予約
昔は予約なしの飛び込み参加も可というのも多かったですが、コロナ禍以降は参加人数を制限するために予約必須とするケースが増えました。

(2)参加人数
お店のキャパやイベントの予定時間にもよりますが、小さいお店短いイベントだと2~3人なんてこともありますし、大きなお店長いイベントだと十数人ということも。
僕は、20人を超えるようなのは出会ったことがないです。

(3)時間
短いと2時間くらい、長いと4時間くらいです。
基本、遅刻・早退OKなのでフルには拘束されませんが、自分の歌を聴いてもらう以上、他のお客さんの歌も出来るだけ聴いてあげるのが礼儀だと、僕は思います。

(4)運営方法
1曲ずつで交代、2曲ずつで交代、10分で交代など様々です。
全員が1巡して時間が余れば、希望者は、2巡目、3巡目に参加できます。(追加料金は通常かかりません)


(5)披露される内容
弾き語り(キター、ピアノ、ウクレレなど)、歌(音源、伴奏)、楽器演奏(ギターソロ、ピアノソロ、サックスソロなど)、詩の朗読など
僕はまだ出会ったことはないですが、マジックなどもあるそうです。


(6)参加者のレベル

お店によってかなり傾向が違います。
僕は初心者歓迎なお店を選んで行きますが、オリジナル曲じゃなきゃだめみたいな、かなりハードルの高いお店も、ごくごく一部にはあります。
逆に初心者歓迎なお店だと、弾き語り始めたばかりで止まり止まりじゃないと弾けませんみたいな人も少なくなく、そのハードルの低さにかえって驚くことがあるかもしれません。

4.シンガーが参加する際の注意点

ライブハウスで開催されるものですので、カラオケ設備は通常ありません。お店にもよりますが、参加されている方も弾き語りで参加されている方が一番多いです。

弾き語りの出来ないシンガーの場合、音源を持ち込んで流してもらうか、伴奏をお願いする必要があります。

これは好みですが、僕は、音源で歌うよりも伴奏してもらう方が好きです。弾き語りの参加者が多い中でも違和感なく溶け込めますし、なにより生の伴奏の方が歌っていて断然気持ちいいです。

ここで問題になるのは、音源を流すのは多くのお店で対応してくれますが、伴奏をしてくれるお店はかなり限られてしまうという点です。

5.後編では

前編の一般的な解説はここまでです。
後編では、東京限定になってしまいますが、伴奏をお願いできるお店の紹介をしようと思っています。
他に、知りたいこと・疑問点などありましたら、コメントで教えてください。